« 携帯電話ぶっ壊れる | ホーム | 「全然」よく使われています »

レーウィン観測の廃止

2004年3月1日より、気象庁のレーウィン観測が廃止されたそうだ。レーウィン観測とは何かを説明する前に、ラジオゾンデ観測の説明が必要である。

ラジオゾンデとは、高層大気の気温、湿度(湿数)、気圧を観測する装置を積んだ気球を上げ、測定結果を地上に無線で送信する装置だ。上空30km(下部成層圏)までのデータを集める。通常はこれにレーウィンという風向風速を測定する装置と組み合わせ(定期的に位置を測定ことで、時間と移動距離、方向から風速風向を知る)、レーウィンゾンデ観測として一日2回、00Zと12Z(日本時間の09時、18時)に実施されている。

今までは、このレーウィンゾンデ観測を補完するために、毎日06Zと18Z(日本時間の03時と15時)に、レーウィンのみの観測(上空15kmまで)を行っていた。しかし、近年ウィンドプロファイラという装置により、常時上空の風を観測可能となったことにより、廃止となったようだ。一日2回のレーウィンゾンデ観測は今後も継続するとのこと。

ウィンドプロファイラとは、UHF~VHF帯の電波により、ドップラーレーダーで大気の屈折率の乱れによるエコーを受信し、そのドップラー速度を測定することで風速風向を測定する、と言うものである。

どちらにしろ、上空の、より正確で最新の風のデータが入手できるようになるというのは、パイロットにとっては非常に助かることである。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://keitaro.krbys.net/mt5/mt-tb.cgi/23

コメントする

このブログ記事について

このページは、keitaroが2004年3月16日 15:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「携帯電話ぶっ壊れる」です。

次のブログ記事は「「全然」よく使われています」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。