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「全然」よく使われています

最近は「全然」という言葉が肯定的な言葉と共に用いられるときがある。「全然うまいっすよ」とか「全然気持ちいいっす」とか。本来の使い方は、否定的な文章で使うものだけど、いつの頃からか、肯定的な文章で使われる場合を耳にすることが多くなった。

そういう俺も、無意識に肯定的に使ったりすることがある。当初は違和感を感じられた方もいるかもしれないが、今はかなり広く使われていて、あまり違和感も感じなくなってしまった、というのが事実だろう。それを一番感じたのが、外国人がしゃべる日本語で使われていたのを聞いた時だっだ。

テレビではユンソナも「全然」肯定的な部分で使っていたし、一般の(日本語をしゃべる)外国人がそのような使い方をしていたときには驚いた。外国人にとっては、否定的な文章にのみに使用するこの言葉を使い分けることは難しいのだろう。でも、ここまでくると「全然」という言葉の新しい使い方を認めざるを得ない気がする。

言葉は「全然」気づかないうちに、「全然」変わってくるものだ。

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コメント(1)

俺も最近の日本語の使われ方には違和感を抱くことが多い。確かに自分でも、「全然」を肯定的に使ってしまいそうになることもある。そんなとき保守的な俺は(話し言葉は時代によってどんどんと変わってゆくものだとはわかっていながら)敢えて「全然」を「断然」に言い換えてしゃべっている。多くの場合はこれで何となく意味が通るから。こんなささやかな抵抗はマスメディアの反乱している現代では、焼け石に水ほどにもならぬとはわかっているが。

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このページは、keitaroが2004年3月20日 09:26に書いたブログ記事です。

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