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靖国参拝

先日、福岡地裁が出した「首相の靖国参拝は違憲」判決に波紋が広がっているようだ。

論点は、首相という公人が靖国神社という他とは意味合いの異なる神社を参拝したことにあると思う。首相は国を代表する公人であり、その行動は国内外に強い印象を与える。また、靖国神社はA級戦犯を合祀していることもあり、過去の戦争に苦しめられた国にとっては、戦争被害の象徴と写るのだろう。

特に、中国、韓国の反発は強い。これは政治レベルの反感なのではなく、国民全体として持っている反感なのだと思う。それだけ根が深い問題だ。国益論を繰り広げる首相が、目の前で国益を損なっていることに早く気づくべきだと思う。個人として何を考え、信仰するかは自由であるが、首相は今の自分の立場を考え、周囲に与える影響を想像して行動すべきだ。歴史的に行われてきたからといって、今後も周辺諸国の反感を無視してひとりよがりを続けていいわけではない。今回の判決は妥当だったのではないか。

新聞を読んでいて気になったのは次の一件。

7日発足した「日本の領土を守るために行動する議連」の設立総会では、自民党の森岡正宏衆院議員が『国家に命をささげた人に総理がお参りして何がおかしいのか。裁判官の方が間違っている』と声を強めた。(朝日新聞より)

この人は論点が分かっていない。それに「裁判官の方が間違っている」との発言にはあきれてしまう。三権分立を謳った憲法を侮辱する発言であり、傲慢そのものだと思う。

靖国神社自体は否定しないし、戦没者の遺族の方にとっては大事な存在だと思う。しかし、自分だけでなく、(周辺諸国を含め)皆が納得のいく方法を国は早く見つけ出すべきではないか。

ちなみに、この件に関する各紙の社説を読むと、違憲支持は朝日、日経の2紙、不支持は産経、読売の2紙であった。わかりやすい結果。

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コメント(2)

なんというか、難しい問題だと思う。
ただ、やはり首相には首相の立場を自覚して、私人として参拝してるんだというなら、肩書きも示さず、公用車も使わずに完全に私人になって参拝すればいい。

威勢が良いのはいいけど、無鉄砲じゃまずいよな。

昨日、日本人3人がイラクで捕らえられた。
外交面での手腕が問われる状況だね。

そうそう。そこが問題。
公用車使って肩書き書いたりしてたら、どう考えても私的参拝には見えんわな。

イラクの拘束。難しいね。でも、人命第一だったら、自衛隊撤退も視野に入れる必要がある。何せ、相手の場所もわからんし、連絡も取れないのだから交渉のしようがない。この際、メンツなんかよりも人命を守ることの方がプライオリティが上だと思う。人命は失われると返ってこないけど、メンツは後から何とかできるかなね。

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このページは、keitaroが2004年4月 8日 12:04に書いたブログ記事です。

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