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世界遺産「熊野古道」

先日、熊野古道が世界文化遺産に登録された。日本の文化が世界遺産として守られることはうれしいことだ。

世界遺産として登録されると、今後の管理、保護が義務付けられることになるのだが、妥当な管理が行われるのかがちょっと心配である。

例えば、屋久島でも見られるように観光客が急激に増えてトイレやごみなどが問題になったり、逆に過剰に施設が整えられて、古道の持つ雰囲気を壊してしまったり。安易な土産物屋が乱立したりすることにも不安を覚える。

数年前まではほとんど歩く人がおらず、藪に包まれて荒れていたと聞くが、どうせならある程度の整備の後、生きた遺産としてひっそりと後世に残してもらいたいところである。

一口に世界遺産とはいえ、いろんなものがある。先日、世界遺産大国の中国に行って、いくつかの世界遺産を見てきたが、「やっぱり世界遺産だ」と思えるものもあれば、観光地化しすぎて興ざめするようなものまで様々である。個人的な主観も大いに含まれるが。近年は世界遺産の数も急激に増えてきているようなので。

一方でラオスのワット・プーなどは、世界遺産であるにも関わらず、土産物屋は皆無で観光客もほとんどおらず、今も地元の人々と共に息づいている印象を受ける。管理不足とはいえなくもないが、崩壊した場所もそのままに朽ち果てた遺跡がそのまま残っている。何でも補修するのではなく、ありのままの姿で残すことも遺跡の一つのあり方だと思う。熊野古道もこのような世界遺産になって欲しいと心から願う。

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このページは、keitaroが2004年7月25日 20:11に書いたブログ記事です。

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