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家庭の金融資産の平均保有額

家庭の金融資産の平均保有額が前年より47万円減って1052万円となった、という記事が朝日新聞に載っていた。賃金抑制やリストラなどの影響だ、というのが記事の主旨であったが、俺が注目したのは1052万円という数字。

これだけ見ると「みんな結構持ってんじゃん」と言う話になる。ところがこれが数字のマジック(というのも言いすぎだけど)で、平均額というのがミソである。ある雑誌の統計によると、貯蓄が200万円未満の世帯が13%ともっとも多く、600万円未満の世帯だけでも33.5%になるとのこと。さらに全体の3分の2が平均額を下回っているそうだ。

つまりこれは何を意味するかというと、一部の超富裕層が平均値を引き上げているということ。このように数字だけを見るのと統計を全て見るのとでは受ける印象が全然違う。平均値だけでものを言うのは非常に危険であるし、誤解が生じるのも当然である。これが実態なのだ。

これも小泉・竹中が目指すアメリカ型勝ち組社会へ近づいている表れなのだろうか。国会議員のほとんどは二世議員だったり資産家だったりで一部の富裕層に入っている。彼らに国民の暮らしが見えるはずがない。そういう人たちしか国政に参加できないのが日本のシステムとなっているのだろうか。彼らは、自分たちの利益のために、一部の富裕層が実権を握るアメリカ型自由社会を目指したり、自分はちっとも痛くないくせに国民には痛みに耐えろ、と言い放ったりする。

日本がアメリカみたいな社会になったら終わりだと思うのだが。

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このページは、keitaroが2004年9月19日 17:33に書いたブログ記事です。

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