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ブリュッセルへ

今回のアムステルダムでは、隣国ベルギーのブリュッセルへと足を伸ばしてみることにした。

朝8時23分の国際列車(InterCity)に乗り込む。料金は往復64ユーロくらい。早めに予約すればもっと安くなったんだろうけど。幸い天気はよく、暖かい日差しの中、列車は軽快に走り続ける。とはいえ、外は結構寒いし、列車の窓ガラスも泥だらけなので、さわやかな朝、という感じではないのだが...。

列車に揺られ続けること2時間半。途中デンハーグやロッテルダム、アントワープなど、主要都市に泊まりながらブリュッセルへと到着した。国境を越える際も特に何かあるわけではなく、越境後、改めてベルギー側の車掌が検札に来た程度だった。

ブリュッセル中央駅は地下にあった。アムステルダム中央駅のように、巨大な駅がドーンと構えているのを想像していたので、単なる地下鉄の駅のような中央駅を見てちょっと落胆。しかし、外に出るとキリリと寒い空気の中、アムステルダムとは違う別の国に来た、と感じる。

アムステルダムとどこが違うか。まず、人が少ない。まだ朝早いこともあるかもしれないが、意外とブリュッセルという街は小さい街のようだ。そして、ここが一番顕著な違いであるが、坂道がある、ということである。アムステルダムは延々平らな土地が続いているので坂があることがある意味新鮮であった。

先ほども述べたように、ブリュッセルという街はどうやら結構小さい街らしい。来る前は、ベルギーしかも首都のブリュッセルというところは、ベルギー王国の首都で気品あふれるきれいで洒落た街だ、という印象を持っていた。しかし、実際のところそうでもないようだ。一言で言ってみれば田舎。街は結構ごちゃごちゃしているし、裏通りに入れば、ビストロの(少々安っぽい)ネオンが並び、その客引きが声を掛けまくっている。気品とは正反対の猥雑ささえ感じさせる。

しかし、フランス語圏でもあり、路地など石畳がきれいでパリに通ずるところがある。入り組んではいるが、細い路地と雑踏は別の意味でいい雰囲気を出している。こじんまりとして最初のイメージとは違ったが、この街がなかなか気に入った。

ブラン・プラスへと足を伸ばす。王の家の前に広がる長方形の石畳の広場である。広場は古い建物に囲まれているのだが、そのすべての建物が美しい。石がちょっと黒ずんでいたりするのだが、その灰色や黒と装飾の金色がなんともいいコンビネーションできれいだ。そして、建物も大きく壮大である。ここが世界遺産に指定されるのは納得といった感じ。

昼食は「Aux Armes de Bruxelles」というベルギー料理のビストロに入った。コースとムール貝の蒸したやつを注文。ここで食べたムール貝が絶品。プリプリ瑞々しくうまい。コースでは、魚のテリーヌにマッシュルームのスープ、牛肉の串焼き。どれもボリュームも多くいける。そして、最後にデザートはクレープ。これで本当に腹いっぱい。

ブリュッセルといって忘れてはならないのは小便小僧。その前に、小便少女を見学。少女は小汚い路地の奥にひっそりと佇んでいた。盗難防止のためか、オリのようなものの中に入れられ、鍵をかけられていた。まるで監禁である。少女はこっちを向いてしゃがんでいる体勢。はっきりいって悪趣味である。小便の水も流れておらず、寂しい限りであった。

一方、小便小僧は、さすがに観光名所だけあって、きれいに整備されている。非常に小さい(身長50cmくらいであろうか)小僧がこっちを向いて小便を垂れている。さすがに近づけないようにここにも手すりがあるが、小便少女よりは監禁具合が緩い。世界3大ガックリの一つらしいが(他の二つはシンガポールのマーライオンと、ストックホルムかどっかの人魚とのこと)、確かに、と頷きたくなる。

さて、ビル風がビュービューと寒い。いくつかチョコレートのお店を回って帰路に着く。満腹でなにも食べる気にはならなかったが、お約束のワッフルを買って列車に乗り込む。

初ブリュッセル。今までのイメージとは違ったがなかなかいい街だ。アムステルダムから日帰りの旅行でちょうどいい街かもしれない。

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このページは、keitaroが2005年2月16日 23:58に書いたブログ記事です。

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